【東大卒が公開】ゼロから偏差値65を突破する数学の勉強法5選

数学は受験において重要性の高い科目です。
理系の人にとってはモロに合否を分ける科目ですし、文系の人でも数学を受験に使う人はかなり多いはずです。
にもかかわらず数学に苦手意識を持っている生徒はとても多いです。
・そもそも問題の意味が分からない
・自分の数学のセンスがない気がする
といった悩みを抱えている生徒をこれまでたくさん見てきました。

そこで今回は数学が超苦手という状態から偏差値65突破するためのオススメの勉強方法をまとめてみました。
対象読者は高校生ですが、小学生や中学生の勉強にも役立つヒントがたくさん入っていると思います。

ちなみにこれを書いている僕は、東大の理科2類に合格した当時、これから紹介する勉強方法を実践していました。
参考)当時の僕の模試の成績。記述模試でも数学は9割取れました。

おすすめの数学勉強法5選

結論から言うとおすすめの数学の勉強方法は
・毎朝問題を5問解く
・高校生以上は予習しそれ以外は復習重視
・公式を自分で導出する
・他人に説明する
・数学の面白トピックに触れる
です。
順番に解説していきます。

毎朝問題を5問解く

まず、当たり前ですがとにかく自分で問題を解くことが大事です。
先生が黒板で問題を解くのどれだけ眺めても、またそれをどれだけ綺麗にノートに書きとっても数学力はあがりません。

どれだけ基礎的な問題でもいいのでとにかく自分の力で一問でも多く問題を解きましょう。
数学がわからなさすぎて、問題集が全く解けない
という状態の人は、分かるところまで戻るかは問題集のレベルを下げる必要があります。
何らかの事情によってそれが出来ない人は、とりあえず計算問題を毎日解くようにしてみてください。

【断言】数学(算数)の偏差値を5上げる最も簡単な勉強法は計算力を極めること

2020年9月14日
毎日たった5問の問題を解くだけでも、数学への理解は劇的に向上します。

とはいえやってみればわかりますが、毎日勉強する習慣が今ない人は毎日たった5問の問題を解くだけでも結構しんどいはずです。
途中で挫折しないように毎日決まった時間に数学に取り組む習慣をつけることをお勧めします。

特におすすめなのは脳の働きが活発な午前中ですね。
ちなみに僕は通学するバスが空いていたので、バスの中で膝の上にノートを広げて数学の問題を解いていました。

高校生以上は予習重視、それ以下は復習重視

二つ目のポイントは高校生以上の生徒は予習を重視するべきということです。
先ほど、自分の体を動かして問題を解かないと数学は上達しないと言いました。

数学の授業を受ける時も同じです。
先生が問題を解いて見せる前に、1回はその問題を自分で考えていないと何の意味もありません。

授業で扱う可能性のある問題は事前に自分で考えておきましょう。
予習では別に全ての問題が解ける必要はありません。

一度自分の頭で考えたということが何より大事なのです。

ちなみに中学生以下は予習よりも復習の比重が多くても構いません。
まだまだこの年齢層は、論理よりも直感で数学算数を理解しようとしているのが理由です。
予習の段階で一度でも間違った理解をしてしまうと、それを訂正するのがかなり困難なのです。
同様の理由で中学受験塾のサピックスは算数の予習を一切推奨していないことで有名ですよね。

公式を自分で導出

また公式を自分で導出するのも非常に大切です。
そもそも公式というものは覚えるものではなくて理解するものです。

公式を自分で導出し、理解しておくことは本当にたくさんのメリットがあります。
公式を証明するメリット
①公式を覚えるのが速くなる
②どういう場面でその公式を使うのか理解できる
③公式を覚え間違っていた時に即座に気づける
④公式の証明自体が数学の訓練になる
日頃何気なく使っている
・解の公式
・6分の1公式
・余弦定理
・その他
は自力で証明できるようにしておきましょう。

他人に問題を解説してみる

自分で解いた問題や証明した公式を他人に説明してみることも大切です。
家族や友達にその問題を一から説明してみましょう。
自分が完璧に理解できていないポイントは人に説明することができません。
他人に説明することで、自分がまだ分かっていないところが明らかになります。

また、口に出しながら数学の内容をアウトプットすることで理解自体も深まります。

ちなみにもしこれを受験生の親御さんが読んでいた場合、お子さんに塾で習った内容を定期的に説明させるのはすごくおススメの勉強方法です。

数学の面白トピックに触れる

数学の面白いトピックに触れることも効果的です。
これは勉強方法というよりも数学のモチベーションを上げる方法ですね。

思い返せば僕の数学の成績が向上したのもそもそもは図書館で数学者ガウスのエピソードを読んだからでした。
ガウスは若い頃に正十七角形の作図方法を思いつきました。
これはそれまで何千年にもわたって誰も達成できなかった偉業です。
当時の僕はその本に載っていた実際の作図方法とその説明は全く理解できなかったのですが、それでも
「数学ってなんかすごいのかも!」
というワクワク感を感じました。
そこからなんとなく数学が好きになって、受験でも大きな武器になってくれたんですよね。

例えばガウスオイラーラマヌジャンなどの数学者のエピソードをウィキペディアで読むだけでも少し数学が好きになるかもしれません。

最大のポイントは継続すること

以上するか苦手な状態から偏差値を一気にアップするための勉強方法を解説してきました。
大事なポイントは
・毎朝5問数学の問題を解く
・高校生以上は予習を重視する
・公式を自分で導出する
・他人に説明する
・数学の面白トピックに触れる
です。

これらの勉強方法は継続することで初めて効果が出ます。
「ローマは一日にして成らず」です。
コツコツ続けることで徐々に数学に対する理解が深まっていくのです。

ちなみにどうしても数学を勉強する習慣ができないという方は家庭教師などの各種サービスを利用するのもいいかもしれません。
我々家庭教師のレオンでも勉強計画の作成や、勉強の習慣づくりからお手伝いしております。

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