【後悔】僕が大学受験に落ちた原因3個。逆転合格への勉強法を解説

今回の記事では、僕(レオン代表・木村)の失敗談をお話します。
テーマはずばり、僕が大学受験に落ちた理由です。

このブログでは何度か触れてきていますが、僕は現役時代東大理一に不合格になりました。
それも、2点差でギリギリ落ちたとかではなくて、30点くらい合格ラインに届いていませんでした。

※東大は理系の場合、二次試験で440点満点中230点くらい取れば合格すると言われているので、30点差は大きいです。

僕の場合、試験が終わった瞬間に「不合格だな(涙)」という感覚はありました。
そのため、ある程度覚悟はできていたはずなのですが、それでも実際にネットで合格者一覧に自分の受験番号が無いのを見た時は辛かったです。
今回、僕と同じ思いをする人が少しでも減るようにこの記事を書きました。

ちなみに、一年間浪人した後、理三の最低点より上の点数で理二に合格することができました。
その経験も活かし、記事の後半では逆転合格へのヒントを解説したいと思います。
実際に届いた東大の得点開示表

僕が大学に不合格になった要因

結論から言いましょう。
僕が大学受験に失敗した理由は以下の3つです。
僕が不合格になった原因
・そもそも勉強量が足りなかった
・科目ごとの勉強戦略が無かった
・コンディション調整に失敗した
順に詳しく見ていきます。

そもそも勉強量が足りなかった

まず、第一に絶対的に勉強量が足りていませんでした。
これは偏差値が上がらない多くの受験生にも言えることですが、勉強法うんぬんの前に勉強量が不足しています。
受験が勝負である以上、周りの生徒よりも少ない努力で勝つのは難しいです。

特に、僕の場合問題だったのは、一度やった問題を二回解くのを嫌うという悪い癖がありました。
今から考えても、当時の僕の学習環境はそう悪くなかったと思います。
例えば物理で言えば『物理のエッセンス』のような優良な参考書には巡りあっていましたし、評判の良い先生にも教わっていました。

しかし、せっかく良質な環境にありながら、反復練習による徹底的な理解を怠っていました。
先述の『物理のエッセンス』にしても周りの受験生が2周3周する一方で、僕はたった一周しただけ。
自分では理解したつもりでいましたが、本番で完璧に使えるレベルで理解が定着していませんでした。

ちなみに反復練習をしなかった理由は、同じことを何度もやるのが嫌いという僕の性格によるものでしかありません。
これがいけなかったと後悔したのは浪人生になってからです。

科目毎の勉強量の配分に失敗した

また、科目ごとの勉強量配分を考えていなかったのも反省すべき点です。
結論から言うと、僕は英語を重点的に勉強するできでした。
東大では、センター試験+二次試験550点の配点は以下のグラフのようになっています。
(理系で物理・化学・世界史選択の場合)
これを見るとわかる通り、東大では英数の配点が非常に大きいのです。
しかも英語は簡単な問題も多く、比較的得点源にしやすい科目です。
今考えれば、英語を重点的に攻略すべきでした。

しかし当時の僕の状況はといえば、英語には今ひとつ苦手意識がありました。
東大模試を事前に何度か受けていたので、2次試験で50点くらいしか英語で取れないだろうと分かっていたのに、放置していたのです。

受験が迫ってくると、センター試験対策もやらねばならず、手が回らなかったというのが当時の状況です。
しかし、配点が極端に少ない社会に時間を使うよりも合否に直結する英語に労力を分配するべきでした。

コンディション調整に失敗した

まだ僕が不合格したのは入試本番直前のコンディション調整に失敗したことも影響しています。

ホテルでの失敗

まず地方に住んでいた僕は当然受験本番は東京にホテルを取って宿泊することになりました。
しかし東京に訪れるのは初めてでしたし、なんならホテルに宿泊する手順もよくわかっていませんでした。

その結果、ホテルの夕食の予約に失敗してしまうと言う結果になりました。
急遽コンビニで適当に買った惣菜を食べる事で何とかしましたが、試験本番前に落ち着いた時間を過ごすことができませんでした。

花粉症の薬が合わず

さらに、試験前日にあまりよく眠れませんでした。
これは試験前の緊張に加えて、花粉症の薬が合わなかったことが原因です。

国公立大学の2次試験は2月下旬に行われます。
僕は花粉症なのですが例年この季節は夜に鼻づまりや喉のイガイガに悩まされてよく眠れません。
この年もそれを見越して花粉症の薬を持って行ったのですが、残念ながらこの薬が体に合いませんでした。

試験前日の夜には花粉症の症状が治まらない上、試験当日に眠気が残るという最悪の状態になったのを覚えています。
これらの要因によって万全の体制で試験に臨むことは残念ながらできませんでした。
このように、日頃の勉強量の不足と勉強計画の甘さ及び試験直前のコンディション作りに失敗して 入試に落ちるべくして落ちたと言った感じでした。

逆転合格できた理由

ここまでは僕の入試が失敗した原因について話してきました。
ここからはこの失敗を踏まえて、翌年の入学試験をどのように乗り切ったかについて語っていきます。

重要科目を攻略できた

まず浪人中に気をつけたのは自分にとって重要な科目と重要でない科目を常に意識するということです。

たとえば先述した通り、現役時代の僕の状況だとまずは英語を伸ばすことが絶対必要でした。
一方で世界史に関してはセンター試験にしか使わない上に、点数を上げるために覚えなければいけない事項が多すぎたので勉強量の比重を下げました。

結果として、センター試験の世界史の点数は現役時代に比べて上がりませんでしたが、二次試験の英語の得点力が大きく向上しました。
これが点数に余裕を持って合格できた最大の理由だと思います。

コンディション作りにも注意した

現役時代の失敗を踏まえ、直前のコンディション作りには非常に注意しました。
泊まるホテルを厳選したことに加え、今度は親と一緒に上京して試験に臨みました。
やはり身の周りのサポートをしてくれる人間がいると心強かったです。

さらに花粉症で苦しんだ経験から、自分にしっかりとあった薬を事前に処方してもらい東京まで持参して行きました。
これらの準備があったことで、試験本番は非常にスムーズに問題を解くことができました。
二次試験一日目の一日目の国語と数学が終わった時点で合格を確信していました。
実際に受かっていたので良かったです。

まとめ

今回は僕自身が大学受験に失敗した理由とそこから脱却した方法について述べてきました。

僕の失敗の原因としては
・勉強量が少ない
・勉強の力配分が間違っていた
・コンディション作りに失敗した
といった要因がありました。
一方でそこから脱却するために
・英語に重点的に注力
・入念に下調べと準備をして受験に臨む
ということを行いました。
その甲斐があって無事に東京大学に合格することができました。

なお今僕が運営している家庭教師のレオンでは、勉強のスケジュール作りや重点的に学ぶべき内容の見極めから生徒さんと一緒になって行います。
・日頃の勉強をサポートして欲しい
・成績のことで悩んでいる
という方は是非お問い合わせしてみてください。

家庭教師のレオン(お問い合わせ窓口)

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