【保存版】オンライン家庭教師の長所と短所!失敗しないおすすめの活用法

・初めてオンラインで家庭教師を頼みたいけど注意点を知りたい
・インターネットを介する授業がどんな感じなのかを知りたい
と感じている方に向けてこの記事を書いていきます。

これを書いている僕(レオン代表木村)は、家庭教師の派遣事業を運営しています。
現状、当会ではオンラインで授業を受けている生徒さんもいます。
また、僕自身も先生との授業のリハーサルの時などに生徒役としてオンライン授業を受けてみることもあります。

この経験を踏まえ、
・ネット授業の長所短所
・オンラインの家庭教師を頼む前に注意すべきポイント
をまとめます。

インターネット上で家庭教師をつけるメリット

オンラインで家庭教師を付けるメリットは色々とあります。
おそらくこれを読んでいる方の中には
パソコンやタブレットの画面を通すわけだし、オフラインより色々とやりにくそう
と感じている方も多いことでしょう。
確かにネット授業特有の問題もありますが、逆にオンラインならではのメリットもあるのです。

交通費を負担する必要がない

まずは、教師の交通費を負担する必要がないことがメリットです。
特に週に何回も家庭教師を頼みたい場合は、オフラインであれば交通費も積み重なっていきます。
オフラインではその問題が無いのが地味に嬉しいポイントですね。
その他、交通機関のダイヤの乱れなどで先生がやむを得ず遅刻することもありません。

ネット上の動画などをその場で教材として使える

オンライン授業では、必要に応じてインターネット上のコンテンツを教材として使うことができます。

例えば高校数学の授業の時に「微分のイメージを説明したい」という場面があったとします。
そんな時は下のような動画をその場でサクッと見せれば授業は効率的になります。
このように、オンラインの授業では身振り手振りなどを使ったコミュニケーションが難しくなる一方で実は使える道具も増えるのです。

特に授業が早く終わった時などは、余った時間でこういったインターネット上の有益な教育コンテンツをどんどん活用すると教育効果が高まります。

生徒側が言葉で説明するので理解が深まる

オンライン授業では、生徒側も自分の考えを先生に伝える時に多少やりにくさを感じると思います。
たとえ日常的にスカイプなどでビデオ会議を経験している生徒であっても、オフラインよりはやりにくいはずです。

しかしこれが良い方向に転ぶことがあります。
オンラインで先生に自分の考えていることを言葉で伝えようと頑張っているうちに、理解が深まっていくことがあるからです。

オフラインでさえ、9割以上理解していないと他人にはしっかり説明することができません。
インターネットを通じて相手に説明できるようになれば、基礎概念はほぼ習得できたと見てよいでしょう。

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2020年10月9日

全国から教師を厳選可能

また、オンライン家庭教師の場合は、全国から家庭教師を厳選することができます。
特に地方に住んでいる方だとオフラインで授業してくれる先生が見つからないことがよくあります。
しかしオンライン家庭教師にまで選択肢を広げれば、必然的についてくれる教師のレベルも上がります。

ネット家庭教師のデメリット

ここまでは、ネット家庭教師のメリットを紹介してきました。
しかし当然良いことばかりではありません。
あらかじめ、ネット家庭教師のデメリットも良く認識しておいてください。

教材共有が難しい

実際にオンライン授業をやっていると一番問題になるのが、 教材をどうやって先生と生徒が共有するか という問題です。

例えば当会の場合、市販されている教材であれば事務局側で購入するので問題ありません。 問題は家庭教師が他の塾のフォローをする場合です。
他塾の教材を使って授業をする場合、その塾の塾生でなければ教材が買えないというケースがかなりあります。

当会の場合は、本人もしくは保護者の方にあらかじめ教材を画像スキャンしてもらって教師にファイルを送ってもらうようにしています。
(多いパターンは Google ドライブを保護者・先生・事務局で共有し、そこにアップロードしてもらう形式です)

その他教材だけでなく全国模試の結果などの共有もプリントをスキャンしてもらってデータ送信してもらうことも多いです。

言うまでもなく何回ものスキャン画像とファイル共有はご家庭にとって負担です。
当会としても、なんとか教材を共有するうまい方法がないのか考えていますが、今は妙案がない状態です。

ITスキルが低い教師だと授業が上手く行かない

オンライン授業のもう一つの問題点は、先生側に高いITスキルが要求されることです。

授業では事前に保護者に共有してもらった教材のデータを使います。
いくつもの画像や PDF データを使う都合上、Zoomなどのビデオ会議アプリの画面の切り替えがうまくできないと、授業のテンポが悪くなります。

また、どうしても口で言うだけで授業を進めるのは難しいものです。
先生側が Word や PowerPointに リアルタイムでタイピングしながらの授業になるので、先生側のタイピング速度が意外と重要になります。

当会の場合は担当する先生を選ぶ段階でITスキルをみますが、
個人契約等でオンライン家庭教師をお願いする場合は相手の方のITスキルをよく確かめてみてください。

オンライン授業に向いている科目と向いていない科目

次にオンライン授業に向いている科目と向いてない科目についてもまとめておきます。
まずオンライン授業に向いている(もしくは問題なくやっていける)科目は、
・理科
・算数(数学)
・社会
・英語
です(上のものほどオンライン授業と相性がいいと考えてください)。
原則的に、
①基本的なやり方を先生が説明し
②生徒が問題を解き
③先生がさらに説明を加える
というスタイルの科目はやりやすいです。

理科が一番上に来ているのは、インターネット上のコンテンツが理科の説明に適したものが多いからです。
わかりやすい例で言えば、原子の構造などはネット上の動画で説明されてますからね。

状況にもよりますが、逆にオンラインでやりにくいのは国語(現代文)ですね。
やはり現代文は先生と生徒がオフラインで同じ教材に線を引いたりしながら授業進めていくのが一番やりやすいと思います。

英語が下に来ているのも、長文読解の解説がやりにくいからです。
(逆にスピーキングを重点的にやりたい時はオンラインで英語も問題なく行えます)

【まとめ】ネット授業を成功させる為には生徒側も準備が必要

最後にまとめです。
オンライン家庭教師は、手軽に授業が行えるという一方で、それなりに大変な面もあります。

うまく使えば、
・全国から先生を厳選できる
・生徒が頑張って先生に説明しようとすることで学力向上する
というメリットを享受できる一方
・ご家庭側にプリントをスキャンして事前に共有してもらう必要がある
・現代文のように一部の科目はオンライン授業に向かない
というデメリットがあります。

残念ながら、それなりに手間がかかるということはあらかじめ認識しておいてください。

なお、我々家庭教師のレオンではオンラインでの家庭教師サービスも行なっております。
まだまだ規模の小さいサービスですがその分、各ご家庭の状況に合わせて柔軟に対応可能です。
全国から優秀な教師を厳選してお待ちしておりますので、オンライン家庭教師を希望されている方はぜひお気軽にお問い合わせください。

家庭教師のレオン(お問い合わせ窓口)

オンライン体験授業の流れ【家庭教師のレオン】

2020年10月7日

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